日本酒の保存方法
日本酒の保存方法、イチ押しは冷蔵庫!
生酒・生貯蔵酒はすぐに冷蔵庫へ
生酒は火入れを行っておりませんので、フレッシュさを保つため、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫に入れます。開封前も、開封後も、冷蔵庫に保存するのが基本です。
生貯蔵酒は、瓶詰め直前に一度だけ火入れを行っていますが、生の風味が残っているのが特長ですから、冷蔵庫で冷やすと、より美味しくお召し上がりいただけます。
光が当たらない、涼しい場所に
直射日光や蛍光灯の光が当たる場所は避けましょう。また、コンロ台の下など熱を発する家電の近くや温度が上がりやすい場所は避けましょう。
常温保存できる火入れのお酒でも冷蔵庫で保存しておくのが一番おすすめです。もし冷蔵庫に入らなかった場合は、床下の収納庫や北側の押し入れなどできるだけ涼しい場所で保存するのがいいでしょう。
開栓後は冷蔵庫で保存がベスト
日本酒を開栓後は、数日間で呑みきることをオススメします。余ったお酒は必ず冷蔵庫で保管してください。
飲み残しの日本酒をなるべく美味しく呑むためのポイントは、「なるべく空気に触れさせないこと」です。
小さな容器へ移しかえるのもgood
空き瓶やペットボトルなど、小型の容器に移し替えるのがおすすめです。できるだけ空気に触れさせないように、注ぎ口のぎりぎりまでお酒を満たして栓をするのがポイントです。
真空ポンプ付きワイン用の栓を利用
瓶内をできだけ真空状態に近づけることで、酸化を防ぐことができます。
真空ポンプがついているワイン密封用の栓なら、空気を抜き、瓶内をできるだけ真空に近い状態にできます。これによりお酒の酸化を防げます。
日本酒の賞味期限は?
日本酒に賞味期限はありません。日本酒は瓶詰めされた後も、常に変化しています。どのタイミングが一番美味しい呑み頃かはお酒によって異なります。言い方を変えれば、その時々でそのお酒の味わいを楽しむことができるといえるでしょう。
生酒、生貯蔵酒の場合は、フレッシュ感を味わうお酒ですから、半年程度が目安でしょうか。
10年以上蔵で寝かせた古酒などもありますので、いろいろな酒をいろいろな時期にお試しいただくのも楽しいと思います。
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