
今年もコウノトリの絵はイラストレーター宮原麻紀子さんの描き下ろしです。コウノトリたちへの愛情たっぷり♪ あたたかいイラストを描いてくださいました!
“ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト”ついに5年目!

2020年春、「ビオトープ米でお酒を造るプロジェクト」は始動しました。
”あさひ”と”ゆうひ”というコウノトリのペアが子育てする巣の近くで、田んぼの生き物を増やす技術の実証実験をしながら特別な栽培方法(化学農薬、化学肥料の使用量が当地比5割減)で生産し、収穫した米で日本酒を造るというプロジェクトです。
初年度は2020年春に米づくりを開始し、秋に収穫した米を用いて日本酒を製造。2021年に初回製品を発売しました。プロジェクトは以降も毎年継続されており、今年が5年目の節目となります。


今年は、コウノトリの巣からほど近い鳴門市板東小学校での環境学習の一環として、2024年6月に板東小学校6年生と一緒に田植えをしました。
地球温暖化とコウノトリというテーマを通じて、自分たちの身の回りの環境、農業、そしてコウノトリを、より身近に感じてもらえたのではないかと思います。
コウノトリの巣の近くで育てた米で酒造り

今回出荷される「鳴⾨鯛 特別純⽶ コウノトリの酒 朝と⼣」は、1⽉上旬に麹⽶の蒸し⼯程を⾏い、1⽉下旬には酒⺟⽴て、2⽉上旬にかけて三段仕込みを経て、3⽉上旬に上槽・澱引き、瓶詰めを実施しました。
⻘リンゴのような爽やかなふくらみと、マスカットを思わせる上品な⽢みが調和した⾹りと味わい。 純⽶でありながら吟醸酒のような華やかさが広がり、軽やかな酸が全体を引き締めます。みずみずしい果実感と⽶の旨みが⼀体となった仕上がりをお楽しみいただけます。
寄り添うコウノトリのペアの姿を描きました!

今年のラベルは、商品名のきっかけとなったコウノトリ“あさひ”と“ゆうひ”のペアが仲睦まじく寄り添っている様子を描いています。
これまでと同じくイラストレーターの宮原麻紀子氏の描き下ろしです。心温まるやさしいコウノトリの姿を眺めながら日本酒をお楽しみください。
9年連続!2025年もヒナが誕生

今年もコウノトリ「あさひ」と「ゆうひ」ペアの巣でヒナが誕生しました!
2025年3月30日、親鳥の雄「ゆうひ」がヒナに餌を与えるために吐き戻す行動をしているのが確認され、ヒナが生まれていると判断されたそうです。2015年から毎年繁殖が行われ、合計24羽が巣立ちました。
県内での繁殖はなんと9年連続です!
順調に育てば6月頃に巣立つとのこと。今年も巣の上のヒナの姿を見られるようになるのが本当に楽しみですね!
世界にひとつだけの日本酒、誕生秘話
NPO法人とくしまコウノトリ基金が主導し、農家さんはじめご賛同者の方々の協力を得て、世界にひとつの日本酒が出来上がりました。
商品名「朝と⼣」は、鳴⾨市⼤⿇町のビオトープに巣を作ったコウノトリのペア「あさひ」と「ゆうひ」にちなんで命名されたものです。
結婚祝いや出産祝いなど、お祝いの品としてぴったりの一品です。
売上の一部を保護活動に寄付いたします

売上の一部は、コウノトリ保護活動の振興のためにNPO法人とくしまコウノトリ基金へ寄付されます。コウノトリがいつまでも舞い続ける徳島の自然環境を未来に繋げる一助になることを願っています。
地域での取組が認められ「ディスカバー農山漁村の宝」に選定されました

徳島の豊かな農産物、美しい自然や農村の景観を製品作りや販売に活かす取組が認められ、中国四国農政局の「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定されました。
◎コウノトリの餌場となる休耕田を活用したビオトープで栽培された米を使った日本酒を製造販売し、コウノトリの保護活動を支援していること
◎酒蔵において、地域や徳島の農産品の魅力を伝えるイベントを開催していること
◎日本酒の原材料として、全量、徳島県産米を使用していること
◎徳島県特産の香酸柑橘「すだち」、「ゆこう」を使ったリキュールを開発していることなど
これからも酒蔵を育む農村景観等を発信し、特産農産物の付加価値の向上や持続可能な生産への支援につながるよう努力してまいります。
味わい
- フルーティ
- 熟成
- さっぱり
すっきり - コク
甘さ辛さ
- 辛
- 普通
- 甘
おすすめ温度
熱燗 | ぬる燗 | 常温 | 冷 | ロック |
---|---|---|---|---|
◎ | ◎ | ◎ |
商品仕様
酒質 | 特別純米酒 |
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アルコール度数 | 15度 |
内容量 | 720ml |
精米歩合 | 65% |
原材料 | 米(徳島県産)、米麹(徳島県産米) |
使用米 | ビオトープ米(アキサカリ)100% |
ご注意ください
●清酒は光を嫌います。直射日光を避け、冷暗所に保存してください。
●開栓後はお早めにお飲みください。